感想 「月収15万だった原役介護士の僕が月収100万円になった幸せな働き方 たんたんこと深井 竜次著」について
しろくろぜろりばーす 中の人です。
頭を使う作業がし易いのは午前、体が動きやすいのは昼間、創造力が上がるのは午後
そんな風に考えだします。
さて、今回は「月収15万だった原役介護士の僕が月収100万円になった幸せな働き方 たんたんこと深井 竜次著」の感想をしたいと思います。
たんたん氏は「介護士働き方コム(https://www.tantandaisuki.com/)」と言うブログを運営するブロガーで自身の介護士としての経験とブロガーとしての考えを発信する自称介護士ブロガーです。
そのたんたん氏が自らの念願だった著書を出版されたと言う事で私も今回読ませて頂きました。
- 介護士ブロガーへの道のり
この本を読んだ第一印象としてはエッセイ本?と言った感じで、本人の言葉を借りる成らば自己啓発本と言った感じでした。
たんたん氏が何故介護士になり、ブログを始めたのか?
そして介護士派遣のメリットやブログ運営のノウハウ、ミニマリストとしての生活の仕方等彼の生き方が詰まった作品でした。
たんたん氏は介護を始める前は保育士だったが仕事の人間関係等でうつになり、退職
その後、介護を始めるも給料の低さに絶望するがそんな介護派遣の存在を知る。
介護派遣では正社員とは違いある程度自由な働き方を形成できる事、そして比較的高い時給や自分に合った職場を選別できる事に気付き夜勤専従を始める。
合間時間を使いブログを運営、自身の介護士としての経験や働き方をまとめメディアに取り上げられるまでに成長。
今では自称介護士ブロガーとして介護士としての働き方やブロガーとしての心得、又ミニマリストとして低い生活水準で何処まで出来るか等を取り上げています。
月収100万で念願の著書を出版する。
正に幸せな働き方を体現してる言っても良いのではと考えます。
- 介護士ブロガーとしての働き方
介護士派遣として働く傍ら、ブログの運営もするたんたん氏。
この本では彼の働き方や生活の仕方をまとめたタイムスケジュールが載せられていました。
又、たんたん流ブログマップやブログ運営に対する心得や影響を受けた本の紹介。
お金に対する価値観や将来への考え方など知るされていました。
内容としては良くも悪くも自己啓発。
一般的な自己啓発本に乗っている様な至って普通な感じ。
そしてブログに記載した今までの内容をまとめて発展させた様な物。
そんな感じでした。
本人の言ってる様に「今の働き方に迷っている」「副業をしてみたい」「今の生活や仕事がきつい」「でも仕事を辞めてフリーになるのは違う」という人をターゲットにした
始める為のきっかけを与える本
そんな印象です。
故に専門知識を得たい人には物足りなく感じるかも知れませんが普段、本を読まない人や迷いのある人達には読み易い内容なのではと感じました。
下手なビジネス本は普段触れてない人にはどうしても難しく感じてしまいますが、この本はページ数も少なく単純に読み易いと個人的には思います。
- たんたんと言う人物とは?
介護士としての自身の意見を発信するたんたん氏。
彼の提示する介護士像は今まで介護をする者なら誰もが感じているが言う事の出来ない負の側面を全面に引き出しています。
「給料の低さ」だけでなく「職場での人間関係」や「利用者やその家族達からの理不尽な対応」、「業務内容の多さの割に報酬が見合っていないのでは」と言ったネガティブイメージを多く語たられています。
それを踏まえ「何故不穏な環境になるのか?」「どうすれば人が増えるか?」
その対応策を多く提案されています。
物事をシビアに解釈し、はっきりとした言い方をされるたんたん氏。
どちらかと言うと過激派なイメージに見受けられます。
自意識過剰とも見えるたんたん氏ですが恐らくそれ自体が狙ってやっている部分もあると考えます。
本を読んでの彼の過去の背景から感じ取れる部分ですがそこまで自分を優れた人間と思えてる訳ではないと感じます。
彼自身がSNS等で触れていた事ですが介護士としては飽くまで平凡レベルで決して優れてはいない模様。
だが彼は介護士ブロガーと成り、その背景で様々なスキルを身に着けました。
その中で彼はその中で手にしたスキルを自信に繋ぐ事が出来たのではと考えます。
飽くまで憶測ですが彼の自意識過剰とも見れる取れる発言もブログの戦略の一つとも取れると想像します。(強味を全面に出せなんて情報はよくみるし…)
今尚、自身のスキルアップに努めるたんたん氏には敬意を感じます。
さて、今回はここまで!
やっぱり途中で遊ぶ。
これが自分です…
それでは読んで下さった皆様、読んでいない人達も!
ありがとうございました。