しろくろの不思議?

落ちこぼれが語るダメ人間的な疑問?

桃太郎は始まらない フェーズ1 チュートリアルが終わらない

    

つづけるのかこれ?

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    桃太郎は始まらない 

 

芝刈りを終えたお爺さんは洗濯をする為、コインランドリーまで足を運ぶ。

するとそこには同じく芝刈りを終えたお婆さんが洗濯をしていた。

そうするとどんぶらこ、どんぶらこ、大きな桃はなかったが洗濯機から赤子が流れて来たではないか。

その赤子を拾い上げたお婆さんはその赤子に桃太郎と名付けた。

桃から生まれた訳でもないのに桃太郎だ。

子どものいないお爺さんとお婆さんはその子を育てることにしました…

何ておとぎ話見たいな展開には当然ならない。

身元不明の赤子を簡単に育てることなどこの時代、この国では不可能だ。

それにお爺さんとお婆さんと言うには二人はまだ若すぎるので合った。

 

 

キャラクター

お爺さん(もも)セリフ青文字

お婆さん(太郎)セリフ赤文字

桃太郎?緑文字

ナレーション、心の声は黒

その他サブは黒文字とする

 

 

 

www.sirokuroz.work

 


 

      フェーズ1 チュートリアルが終わらない

 

さて妄想はここまでにして話を戻したいと思う。

洗濯機の中に流れていた?赤子を取り上げたお婆さん事、太郎とお爺さん事、ももは

赤子の保護者と思わしき人物が近くにいないか探すことにした。

 

太郎はその赤子を桃太郎と定義した。

先ず、桃太郎が流れていた洗濯機の近くに置いてあった籠に何か身元の分かる物がないか探してみた。

 

中には衣類やおむつ、粉ミルクや離乳食と思われる物が入っていたが身元が分かるような物はなかった。

 

人が入ってくる姿が見える。

 太郎がその人に近づく。

「すみません。この子、知りませんか?」

太郎は小さな声で弱々しく聞いた。

さっきまでテンションはどうした?

「いや、視てないです。ここにいたんですか?」

その人は問いかける。

太郎ももに目線を向ける。

えっと、洗濯機の中にいるの見つけたんです。」

「洗濯機の!?大丈夫だったの?」

 信じられないと言う声色で驚いたように問いかける。

「一応大丈夫みたいです。」

太郎に抱えられてる桃太郎は笑顔を浮かべてるように視えた。

その人はまだ信じられなそうに我々の方を見ている。

警察に届けた方が良い。

そんな意味合いの言葉を残しその人は姿を消した。

 「あー緊張した」

声のトーンに覇気が戻る。

「やっぱ警察に相談した方がよさそうっすね?」

 「そんな、こんな幼気ない子どもをそんな危険な場所に連れて何てあんまりだわ!」

「警察を何だと思ってるんだアンタは」

 

 デパートとかなら相談窓口見たいなのがあるのだが生憎ここはコインランドリー。

そのような物は見当たらない。

「仕方ない交番を探すぞ。」

 「待って装備を整えないと…」

だから警察を何だと…!

確かにどうしよう?

ちゃんと説明できるのか?

もしかしたら誘拐犯と勘違いされて捕まるのでは?

そうでなくとも親に連絡が入り面倒な事になるのでは?

これからの進路にも影響が…あぁぁぁぁ、どどどっどうしよう?

「取り敢えず補給をしてから行きましょう。」

太郎は数回、頷いた

 二人は自販機で飲み物を買った。

「ポカリ美味しい」

 桃太郎を見つけてから40分程経過していた。

 

コインランドリーを出た。

「はい」

 そう言って桃太郎を差し出す。

どうやら抱っこするのに疲れたらしい。

思ってたより軽い。だが確かに生き物の温もりを感じた。

 

「それで策はあるんです?」

我ながら意味不明な質問をする。

「そうだな、まず交番に到着。そうしたら敵が何処にいるかを探します。」

「戦おうにも相手がいなければ始まらない。なるほどね。」

何がだよ。

「そして人の気配を感じたら無言詠唱。何を伝えるか頭で整理する。」

「もしMPが消耗した状態だと技を放ちたくとも放てない。状況整理は確かに大事ですね」

勢いで声出して何言うか忘れると恥ずかしいしな…そもそも声掛ける自信がない。

「そして「すみません」と先制!出方を伺う。」

「この時、声がちゃんと相手に届くかも心配ですね。いきなりステーキ出して空振りしても怖いしかと言って小技だと何発位で当たるか分らない。何より本題に入る前にMP空になっては元も子もない。そもそも素通りされて気付かれない場合もあるだろう。」

「やっぱ、そこが厄介ですよねー。その場合じっと待つべきか?それとも探すか?

いっそ自分達の連絡先を書いて態勢を立て直すか。」

「難しい所ですね…消耗を抑えるにはその場で待機するのが特撮かと?しかし、その…桃太郎…さん?のことを考えると少々リスクがあるかも。」

桃太郎を視界に入れる。

何時の間にか眼を閉じていた。

息はしている。

眠ったようだ。

桃太郎は見るからに赤子だ。赤ん坊のことはよく分からないので漠然とした感想だが

生後間もない年頃だと思う。人の言葉は発していない。

今の所、発した音は「きゃきゃきゃ」「うふふ」「あっあっあっ」見たいな音声ぐらいだろう。

大声で泣き叫ぶ姿はない。大分、大人しく感じる。

「確かに桃太郎さんは見るからに赤ん坊と推測。今は大人しいが何時限界がくるか分からない。力が制御出来ずに暴走。環境変化から身体に異変が起きるかも知れない。」

「風邪でも引いたら怖いですもんね。しかし、探すとなると正直気が遠い。サツが何処に入るか何て分らん。多分行き違いになるだろう。」

「行き違い狙いで探すのも手では?」

「成程!その手があったか!」

まぁそうしようと思ったけど…だが…

「でもやっぱりこの子のことが気になりますよね」

太郎桃太郎の頬に指で触れる。

「やっぱそうですよね…となると連絡先を置くか…」

ですよねーそうなりますよねー

連絡先と言うと電話番号か?出来ればメールとか…いやもっと出来るならLINEが一番いいかなぁー何て…

「しかしそうなると誰の電話を書く?」

「それは両方にして置くのが良いかと?」

メルアドとLINEも含めてな。そう言えばLINEのID?どうやってだすんだっけ…

「そのこと何ですが、一つ問題がある。」

「何だ?」

「携帯がない」

「はい?」

「わしはそのような機器を持っておらぬ!」

まぁ、そういう人もいるかー。なら家の電話なら?となるだろうが、恐らくそれもダメなのだろう。

飽くまで憶測だが少なくとも自分は家の電話は教えたくはない。

ももの両親は出張でしばらくいないから大丈夫だろうが親の連絡先を聞かれるのは少々面倒だ。

はぐらかせば良いけど…多分、太郎はそのつもりだ。

「しかし、今日何とか出来なっかたらこの子はどうします?」

「その時はお爺さんの家に避難させましょう。」

お婆さんはニヤリと笑みを浮かべながらももにそう言った。

 

そんなやり取りをしていると交番にたどり着く。

「ここが交番か」

視ればわかる

「さて戦闘準備と行きますか。」

だから誰と戦うんだ。しかし、どちらから先に仕掛ける?

深呼吸をする。

「私が行こう」

女司令官のような声でそう言った。

先を越された…でも安心した。

「お手並み拝見」

何をだよ?

太郎も深呼吸をする。

落ちついた表情、大人の余裕とはこのことだろうか。

「じゃ、ひとっ走り付き合って貰おうか?」

「振り切りましょう…」

速く帰りたい…

桃太郎はまだ寝ている。

こいつ、この状況で全く動じてないだと!?

これが強者の余裕って奴か…お前は強い!

※イメージ画像

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さて、気を引き締め我々は戦場に足を踏み入れた。

 

大げさに話してみたが、壮絶に何も始まらない。

 

つづく?